「食品のカラクリ」
2冊目。往々にしてこういうタイミングだと順調だったりします。スタートダッシュで何冊いけることか(笑)
ということで、今回のご紹介は宝島SUGOI文庫から出ている「食品のカラクリ」(別冊宝島編集部 編)でございます。編者のクレジットを見る通り、もともと別冊宝島として出ていたものを、改訂文庫化したものです。
内容はというと、外食・加工食品・食品添加物について「実はこんななんです」という内情暴露と、もう少しマクロな視点から捉えた「ヤバい食品業界」というようなお話が書かれています。
で、この本を読むと物を食べる気がしなくなってきます。そのくらい普段からまがい物を食べさせられているんだなぁ、と再認識させられます。それは安く食事をする代償でもあるんですが、果たして安い食事をすることは本当にいいことなのか? と考えさせられてしまいます。
もっとも、添加物とか合成食材とかっていう話は、もはや珍しい話でも何でもなくて、当たり前と言えば至極当たり前になってしまっているので、無添加で新鮮で美味しいものを食べようと思えば、とんでもない額を払う必要があるのも確かだし、普通の庶民がそれを許される環境にないのが現実です。という意味では、この本は単純に現実を現実のままに認識させられるだけの本とも言えそうです。
本そのものはとても興味深い内容だし、書いてあること自体はそれなりにショッキングなことではあるので、書いてあることを単純に「書かれたこと」と認識できるのであれば、読んでも害のない1冊だと思います。それ以上にいろんなことを考えてしまうのであれば、読まない方が賢明だと思うのですが……。
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