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2009年2月

「ハリー・ポッターと秘密の部屋」

7冊目。今月は厚めの本ばかりいってしまったので、冊数読み切れませんでした。山とある読みさしの本を端から片付ければもう少しいけるんですが。

ということで、今回のご紹介は静山社から出ている「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(J・F・ローリング著)でございます。シリーズ第2弾です。

このシリーズ、巻を追うごとにだんだんと厚みが増していくのが特徴なようで、第3弾はさらに厚く、第4弾はさらにさらに厚く、第5弾に至っては厚いのが上下巻になってます(笑)

すでに映画もテレビで放映されているレベルのもんなので、内容は語らず感想だけ。これも掛け値なしに面白い本ですが、「秘密の部屋」に関する部分(いわゆるクライマックスの部分)は全体の2割くらい。あとはハリー・ポッターの日常生活やら何やらが綴られているという感じです。思うに、ハリポタ本はそこが一番面白いのではなかろうか、と思ったり。もちろん、冒頭から「秘密の部屋って何やねん」みたいな話を引っ張り続けているわけですが、緻密に伏線を張っていたりというようなものでなく、とっても分かりやすいものです。

ということで、この本も映画の登場人物が頭の中をぐるぐる駆け巡って、原作の持つ雰囲気が分からなかったのですが、それはそれでアリ。面白いし、読みでのある本です。

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「横木安良夫流スナップショット」

6冊目。今日で2月もおしまいなので、もう1冊も連続投稿します。

ということで、今回のご紹介は枻文庫から出ている「横木安良夫流スナップショット」(横木安良夫著)でございます。久しぶりの写真本ですね。

こちらのブログは読書録なので、画像が載ることがないわけですが、もうひとつのメインブログの方では写真を載せることも多々あったりして、特にスナップショットには興味があったわけです。観光名所や美しい物・コト・場所を撮るのにはどうしても限界があるので、その点スナップならどこででもいかようにも撮れるなぁ、と。

そのスナップショットをいかにして撮るか、というような方法論を書きつつ、スナップショットを軸にした写真の歴史をざっくり概観した本です。それに、著者が撮った写真を本の約半分弱載せているという構成。

一番印象的で、かつそこに触れていたのでこの本を買った、というのもあるんですが、肖像権の話が書いてあります。まぁ、ストリートスナップを撮ろうと思ったら、否が応でも人は入ってしまうし、むしろ何気ない人を撮るところに面白さがあるわけですが、その肖像権について言及している本はそうそうないような気がします。結論として軽犯罪法に触れない程度に、相手に気づかれず撮るのが良い、といいのか悪いのか的なオチを付けていますが、法廷闘争も辞さない覚悟は必要という硬派な話も書いてあったり、しごくまっとうな本です。

収録している写真も全部著者が撮ったものですが、好みの写真が多く、見ているだけでもなかなか楽しめる本です。写真を撮らない人には見るだけに終わっちゃう本ですが、とりあえずオススメです。

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「人生を変える一番シンプルな方法 世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド」

5冊目。ストック1冊ともう2冊くらい読んで今月はおしまいになりそうです。

ということで、今回のご紹介は主婦の友社から出ている「人生を変える一番シンプルな方法 世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド」(ヘイル・ドゥオスキン著)でございます。

この本、ざっくり区分けするなら「引き寄せ」本の1冊と言えます。ただ、「ザ・シークレット」から始まる引き寄せ系の本とは違って、引き寄せるための方法は書かれていません。引き寄せを起こすためにやると効果的な方法を述べた本です。

訳者のまえがきにありますが、実際のところ“引き寄せの法則”自体はとてもシンプルで、かつ理解しやすく実践もしやすいものです。が、人間の思考や感情は常にポジティブなものでなく、瞬間瞬間でいろいろなことを考えるが故に、引き寄せの効果を体感するのがなかなか難しいというところがあるわけです。この本はその感情の部分に注目して、さまざまな感情や欲求を手放す方法を述べています。手放すことで喜びや幸福を手に入れる、というもの。

訳書であるこの本もそこそこ厚めの本ですが、原書を素直に訳すると8倍サイズになるということが書いてあるので、原書は余程に厚く内容も濃いのでしょう。訳書のこちらは、原書から必要な部分だけをとりまとめてある抄訳になっているそうです。

この本も内容自体はいたって単純なことが書いてあり、方法論も基本部分は1ページの中にある数行がすべてというシンプルさ。ですが、試しに実践してみると、これが効果あるんですね。不思議なもんです。基本部分だけでも十分なくらい。だからと言って、今とんでもなく幸せだ、とか、生活が極端に変わったぞ、というようなお話ではないんですけど(笑)

まぁ、引き寄せ系の本であるのは間違いないので、「ザ・シークレット」をはじめとする本を何冊か読んだあとで、この本に当たると良いかも知れません。無論、いきなりこの本からでも問題はないと思いますが。廃刊になっていないものの、なぜか入手困難な本ですが、オススメです。

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「還らざる道」

4冊目。変わらずストック1冊です。やっぱり厚めの本をバリバリ読んでる関係で、冊数が増えません。ま、その方が書くのも追いついていいんですけど(笑)

ということで、今回のご紹介は祥伝社NONNOVELから出ている「還らざる道」(内田康夫著)でございます。あまり推理モノを読まないワタクシが好んで止まない浅見光彦シリーズでございます。

ま、浅見光彦シリーズの「新書」最新刊となりますが、前回読んだ「棄霊島」が11月の話で3ヶ月前。思いの外新刊が出ないので(それでも3ヶ月で新刊が出てるんですけどね)、あまり冊数が増えないんですけどね。前にも書いてますが、実際には新書サイズ以下の新刊が出るたびに買っているので、冊数は100を超えてます。引き返して読み直してもいいんですが(犯人忘れてるし・笑)、再読しているものも何冊もあるので、なかなか。

で、今回の話は長野と岐阜の山奥を舞台に、不審な殺人事件をきっかけに過去にさかのぼる不正を暴く、みたいなお話です。

この作品はそこそこ厚めですが、新書で1冊になっているので前回の「棄霊島」に比べると、ボリュームもさほどではないです。が、サクサク読んでいってテンポ良く謎が明らかになっていき、さらに見事に伏線がつながる、というあたり、さすがです。

逆にさっぱり終わってしまう、という印象もなきにしもあらずですが、戦争にまつわる重いテーマを扱っているわけでもなく、シリーズではよくある終わり方なので、これがあるべき姿なのかな、とも思うワケです。

とりあえず、誰かが何も言わなくても勝手に売れていく本だと思いますが、ワタクシも強くオススメさせてもらいます(笑)

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「続・現代畸聞録 怪異百物語」

3冊目。相変わらずストック1冊です。なんだか厚めの本ばかりをチョイスして読んでいるので、今月は冊数少なそうです。

ということで、今回のご紹介はマイクロマガジン社から出ている「続・現代畸聞録 怪異百物語」(猿田 悠著)でございます。続けて怪談本。やっぱり怪談好きらしいです(笑)

こちらは「新耳」の影響が色濃く伝わる作り。一応実話怪談らしいですが、似たようなテイストの怪談を10話ずつ区切って10章100話収録の、本物百物語を実現しています。新耳著者の新刊よりもずっと新耳チックな作りです。ま、その割には割と薄手の本だったりするんですが。

まぁ、とにもかくにも怪談100話収録。後味悪い話もあれば、「何が怖いの?」という雰囲気のお話、リアルに怖い話など玉石混交な感じがします。が、要求レベルが高いんでしょうか、新耳や「超」怖系の本に比べると、どうしてもクオリティが1枚低く感じます。どうやら、語り口がイマイチみたいで、そこが致命的によろしくない。なので、印象に残る話がありません。怪談本だとそういう話が何話か入っているとインパクト強いんですが、それがないので読後感もイマイチ。

一応シリーズものになっているようで、これが2冊目にあたるみたいですが、どうもその1冊目に触手が伸びません。悪くはないんでしょうが、ちょっと消化不良気味。怪談好きなら読んでもいいかな、くらいであまり強くはオススメしません。

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「『超』怖い話N」

2冊目。ストック1冊です。こうやって、ちゃんと書いていけばいいんですよね(笑)

ということで、今回のご紹介は竹書房文庫から出ている「『超』怖い話N」(加藤 一編著)でございます。いわゆるひとつの怪談本です(笑)

過去、加藤さんの関わった本では「恐怖箱」と「『弩』怖い話」のシリーズをここで紹介してきましたが、今回の「『超』怖い話」がすべての原点になるシリーズです。もっとも、過去のシリーズについてはほとんど読んでいないんですが(苦笑)

で、久しぶりに読んだこのシリーズ。「恐怖箱」や「『弩』怖い話」もいい感じでしたが、やはり本家本元、ひと味違う怖さでした。サイズも文庫で厚みもさほど変わるもんじゃありませんが、密度が違うというか。グロな怖い話からごくライトな不思議な話まで、硬軟取り混ぜて絶妙なバランスで収録されています。話数も勘定していませんが、少なからず多からず。

夏以外は怪談なんて、と思う人がほとんどでしょうが、怖い話は年中起こっているし、年中怖いものです。そのあたりをしっかり突いたこの本、万人向けではありませんが強くオススメです。

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「ハリー・ポッターと賢者の石」

今月に入って5日経ちますが、まずは1冊目。で、いつものごとくストック2冊です。

ということで、今回のご紹介は静山社から出ている「ハリー・ポッターと賢者の石」(J・F・ローリング著)でございます。まぁ、著者だ版元だ、って話は関係ないですね。このくらいの作品だと(笑)

で、今さらながらのハリポタです。今年の夏には最終章が映画化される、ってくらいのタイミングなのに、第一巻を今さら読んでみた、と(笑)

そもそも、なぜに今さらハリポタかと言えば、先月映画をテレビで観たから(笑)。まぁ、映画のハリポタはとっても良くできた作品なんですが(テレビでしか観たことないですけど)、果たして活字の原作はどれくらい面白いのか、映画とどう違うのか、を確認したくて手に取ったワケです。

なので、最初に出たでっかい豪華本ではなく、携帯版と読んでいるソフトカバーの本を買いました。

内容についてはもう語ることもないと思うので、感想を。確かに面白いです。原作も。ただ、映画のイメージがあまりに強くて、登場人物とキャラが完全に脳内一致してしまうわけです(笑)。なので、シーンとか世界観丸ごと蘇ってしまって、原作が伝える雰囲気とかをくみ取れないのがちょっと残念なところ。裏を返して言えば、それだけ映像化に向いた作品とも言えるでしょう。

とりあえず1巻を読んだら全巻、がワタクシのポリシーなので、全巻読みますよ。もっとも携帯版はまだ5巻までしか出てませんけど(笑)。言うまでもなくオススメです。

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