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2009年10月

「願いを叶える77の扉 大天使とマスターを呼ぶ」

8冊目。

ということで、今回のご紹介はライトワークスから出ている「願いを叶える77の扉 大天使とマスターを呼ぶ」(ドリーン・バーチュー著)でございます。で、再び天使です(笑)

この本はというと、前に紹介した2冊は「天使」にフォーカスして、体験談やら出会う方法を書いた本でしたが、こちらはもうちょっと毛色の違う本になっています。

まず、天使もさることながら、天界(あの世ではない)にいる天使も含めた77のマスターたちがいかなる存在で、どういうお願いに対してより効力を発揮してくれるのか、という解説をしている本です。なので、出会う方法云々よりも出会えることが前提で、その呼び出し方みたいなところを書いた本です。

まぁ、キリスト教圏の人が書いた本にも関わらず、キリスト教系の天使やらだけでなく観音、ブッダはおろか、ヒンドゥ系の神様、実在した人などなどいろんな人が「マスター」として解説されています。むろん、キリストや聖母マリアといった存在も扱われているわけで、聖人のごった煮、といったイメージ。

コレを読むと少なくとも、宗教的にどうこうというお話ではなく、神という大きな存在がいて、そこに天使やらキリストやらその他いろんな聖人・聖なる存在がいる、ということが朧気に分かってきます。その神を何かの形で祀ると「宗教」のできあがり、と。

もっとプリミティブに、絶対的な存在に対して祈る、その祈りの方法と○○に効く神様がそこにいるんで、その神様にこう祈りましょう、的な本だと思うと間違いがないです。あちこちの神様がごった煮になっているので、そもそも信仰としてどうだ、という側面もあったりするので(笑)

ここに書かれている聖人・聖なる存在の有無や効果(?)についての疑念はさておき、純粋に読み物としても楽しめる1冊になっているとは思います。万人向けでないので、強くオススメはしませんが。

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「エンジェル・ビジョン きっと天使が助けてくれる」

6冊目。

ということで、今回のご紹介はダイヤモンド・グラフィック社から出ている「エンジェル・ビジョン きっと天使が助けてくれる」(ドリーン・バーチュー著)でございます。怪談の次は天使か、と(笑)

と書いたばっかりですが、タイトルからも分かる通り「天使」本です。「エンジェル・ガイダンス」より後に書かれている本ですが、基本姿勢は同じですね。

で、この本はいくつか章立てはされていますが、おおまかに二部構成で、第一部が「本当にあった天使体験」で、第二部は「天使に出会える方法」と分けられています。「天使に出会える方法」部分については、「エンジェル・ガイダンス」に書かれていたものと概ね同じなので、よりカンタンに要所だけ把握するならコレで十分、という感じです。

注目すべきは第一部で、くくりは「天使たち」となっていますが、1/3くらいは「愛する亡き人」に出会った、感じた、というお話です。コレが恐怖譚ならばつまるところ「幽霊に会った」という話なワケで、怪談と非怪談の境目はこの辺にあるんだなぁ、と妙なところで感心します(笑)。とは言え、著者の狙いでもあったようですが、コレを読むと「なるほど会えるかも」と思ったりもするわけで、天使に遭遇したい、感じたいという人は読んで損のない1冊です。

万人向けでないし、オススメもしにくいのですが、興味があれば。

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「恐怖箱 女郎花」

4冊目。あと3冊あります。月内には読み切れる本がないので、7冊で打ち止めになるんじゃなかろうか、と思ってます。

ということで、今回のご紹介は竹書房文庫から出ている「恐怖箱 女郎花」(加藤 一編)でございます。スピリチュアルの次は怪談かよ、と(笑)

シリーズの概要については、もう触れるまでもないので割愛。「恐怖箱」シリーズの最新作、ということで、実話怪談コンテスト「超−1」の秀作コレクションとなっています。

全部で43話(特に話数表示はしていないので、勘定しました・笑)と数字はやや少なめですが、いつものごとく内容はかなり詰まった感じの1冊です。そして、いつものごとく心底怖かったり、ちょっと笑えたり、不思議な話だったり、とバリエーションに富んだ実話怪談が収録されています。

このシリーズは、おそらく今後も良質な怪談が収録され続けていくことでしょう。大ネタがないので、インパクトに欠ける、という向きもあろうかと思いますが、大ネタだけが怪談でもないわけで、逆に最小限の文章で最大の恐怖を、という点においてすぐれたシリーズだと思います。

万人向けではないですが、強くオススメです。

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「あなたのガイドに願いましょう 聖なるサポートシステムにつながる方法」

3冊目。あともう4冊くらいあるはず(笑)

ということで、今回のご紹介はダイヤモンド社から出ている「あなたのガイドに願いましょう 聖なるサポートシステムにつながる方法」(ソニア・ショケット著)でございます。

とまぁ、引き続きスピリチュアル系な本です。

内容は前回ご紹介した「天使系」の本とほぼ同様。そういう存在がいて、常に助けてくれるんですよ。そのためにはメッセージを感じて受け取ることが大事。で、具体的にこういう風にしてみてくださいね、というレクチャーをしてくれる本です。

ただし、ドリーン・バーチューの本と違うのは、天使だけでないという点。この本では天使も含めて、天界(あの世ではないらしい)のさまざまな存在からのメッセージをいかに受け取り、活用するか、というお話です。もっとも、前回紹介した本は「初期の名著」と評価されているだけあって、後から出ている本には「天使」以外の存在にもいろいろ触れられていたりします。

いずれにせよ、内容はそういう本なので、面白いだつまらないだ、という評価はないんですが、こちらの方がいくぶん実践的に書かれているような気はします。面白いのは、著者が違うのに言っていることは2人とも大差ないこと。つまり、方法論はそういくつもない、というのが本当のところなんでしょう。この2人に交流があるのかないのか、あとは版元が同じなので、訳に手心が加わってるかどうか、というところが気になる(同じようなことを書いているので)ところですが、そもそもそういう読み方をする本じゃないので、割愛します(笑)

当然、万人向けじゃありませんが、こういう世界に興味がある人なら、読んでみて損はないと思います。

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「エンジェル・ガイダンス 真のスピリチュアル・メッセージを受け取る方法」

2冊目。残りが多いので、じゃんじゃん書いていきます。

ということで、今回のご紹介はダイヤモンド社から出ている「エンジェル・ガイダンス 真のスピリチュアル・メッセージを受け取る方法」(ドリーン・バーチュー著)でございます。久しぶりのスピリチュアル系な本ですね。

で、この本は内容を云々する前に、この内容をそもそも受け入れられるかどうか、というところがあったりします。つまるところ、タイトルの通り天使たちからのメッセージがいかなるもので、それを受け取るにはどうするといいんだろうか、という本です。

なので、当然「天使」なるものが実在するか否かが分かれ目になると思います。

キリスト教圏に生まれ育ち、今現在も生活している人たちにとっては、天使なるものの存在はあまり違和感なく、すんなり受け入れられるというところがあると推測できますが、日本だとなかなかそうもいかないところがなきにしもあらず。が、この本は出てからすでに6刷を数えているので、日本でもちゃんと読者がいて、天使なるものの存在を受け入れている人がいる、という証左になっていると思います。

ここでは詳しく書きませんが、ワタクシもとあることをきっかけに、ちょっと読んでみよう、試してみよう、と思い立っての購入だったので、天使なるものの存在は肯定的だし、この本の内容についても実践することを前提にしています。

著者はそのスジの人なら知る人ぞ知る、「天使本」の第一人者。心理学の博士号を持ってたりするみたいですが、それよりも「天使」関連のさまざまの方が有名な人です。で、この本はごく初期に刊行された本で、名著、とも評される1冊だそうです。実際、読みやすいし分かりやすいので、その辺は納得もできるところかなぁ、と。

いい本だと思いますが、いかんせん内容が内容だけに万人向けどころか、読む人を相当選ぶ本だとは思います。が、逆に興味はあるし、知ってはいたけど読んでない、という人はとりあえず手にとって読んでみるのもいいと思います。

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「華族総覧」

もう10月も残り5日だったりしますが、今月の1冊目。で、ストックが5冊あります。すっかり書けずに放置しちゃいました。とっとと書いていきます。

ということで、今回のご紹介は講談社現代新書から出ている「華族総覧」(千田 稔著)でございます。まずは新書からスタートということで。

で、実はこの本を買って、読み始めたのが約4ヶ月前。おそらく新刊で出てすぐに買っているはずなんですが、読むのにとんでもなく時間がかかってます。

それというのも、この内容。タイトルのごとく、日本全国北は北海道から南は沖縄まで、各都道府県から輩出された「華族様」をずらりと集めて、その事績をひたすら載せている、というもの。小説でもないのに、新書にしては珍しい上下二段組みで、文字も小さく、とにかく情報量だけは半端じゃない上に、ページ数にして600ページ超、掲載人数にして300人超、という型破りな1冊です。

なので、とにかく読み進めるのに時間がかかるわけです。サイズで言うなら京極夏彦の「京極堂」シリーズなんかが似たようなサイズですが、あちらは小説。こちらは淡々と事実関係を載せているだけなので、途中で飽きが来る(笑)。ということで、読了までにこれほどの時間が必要になってしまいました。

読んでいて飽きが来るのは間違いないんですが、その載っている情報自体は非常に精緻で、資料として考えると極めて価値の高い本だと思います。読み物としては、本家だ分家だやれ何だ、と入り組んでいる人間関係と背後の事実関係が邪魔をしている上、文章に抑揚がないので(抑揚を付けて読ませる内容じゃないですが)、読みづらいというのが本当のところ。

こんな大部の本なので、売れていないかと思いきや、発売からしばらく経った今も、お店によっては平積みされているので、ボチボチ売れているのかも知れません。万人向けじゃありませんが、興味があれば。

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